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SHURE公式ブログが何気に面白い、話

06/25/2019

遮音性能はノイズキャンセリングイヤホンより、耳栓や普通のイヤホンの方がいいってSHUREさんも言ってた。

2020.04.17追記
shureblog.jpが閉鎖されました。shureblog.jpの記事はShureの公式ホームページのブログカテゴリーで引き続き閲覧することができます。
こちら↓
https://www.shure.com/ja-JP
ブログ記事がそれぞれのカテゴリごとに存在しているため、サイト構造が少しややこしくなっています。
パーフォーマンス&プロダクション/ブログ
ヘッドフォン&イヤホン/ブログ
カンファレンス&会議/ブログ

ここから本編

sumireです。

私は、この前こんな記事を書きました。

私はこれまで、耳栓、イヤープラグ、そしてノイズキャンセリングイヤホンなどなどたくさん試してきました。

そして、得た知見というのが、ノイキャン、ノイキャンと世間ではプッシュされてるけどなんだかんだ遮音には、王道の耳栓が一番いいという当たり前のことでした。

(もちろん。使用用途にもよるのですが。)

このことについて書いているサイトはないのかなと、ネットサーフィンをしていると、なんとSHUREさんの公式ブログにこんな記事がありました。

”イヤホンとヘッドホン―よくある8つの誤解”

4.ノイズキャンセリングイヤホンは高遮音性(Sound Isolating™ )イヤホンよりも優秀である
誤りです。
これは優劣をつけられる比較にはなりません。ノイズキャンセリングは電子プロセスです。それぞれのイヤーカップには、耳の周りのアンビエントノイズをサンプリングするマイクロホンが搭載されています。このノイズ信号が電子回路を通って分析されてこのノイズのミラーイメージが作成され、これが音信号に合わせて戻されます。そしてこのミラーイメージの転換ノイズにより、実際のノイズが相殺されるというわけです。この手法は1,000Hz未満の一定した低周波ノイズ(航空機のエンジンや通気システムのハム音など)に対してもっとも有効で、スピーチなどのように絶えず変化する音の除去にはあまり効果を発揮しません。
そして電子プロセスであるからには、ノイズキャンセリング回路にはバッテリーが必要となります。そして他のあらゆる回路と同じく、一定のヒス音や、いくらかのデジタル処理ノイズも発生します。一部のユーザーはノイズキャンセリングヘッドホンを着用している際に何かがすれるような音がしたり、耳が感じる空気圧が左右で違うなどと報告しています。
高遮音性(Sound Isolating™ )イヤホンはパッシブ機能です。イヤープラグと同様で、Shureのイヤホンに付属するスリーブが耳にフィットし、物理的に外部ノイズが耳に入るのをブロックします。そのためしっかりとフィットしていることが重要で、Shureではイヤホンに複数のサイズと種類のイヤスリーブを付属しています。
実際、遮音はノイズキャンセリング回路よりもノイズ低減に優れています。遮音は可聴スペクトラム全体において作用し、低周波数にのみ働くというわけではありません。遮音はスピーチ、テレビの音、その他の音楽などをブロックするのに優れ、飛行機、電車、徒歩などで移動中にもその効果を発揮します。また電子部品がないためバッテリーも必要なく、それに伴うヒス音なども発生しません。音楽、映画、ゲームなど、聴きたい音のみが存在するというわけです。
すべてのShureイヤホンは高遮音性です。

引用元
https://www.shure.com/ja-JP/headphones-earphones/amplify/top-8-earphone-and-headphone-myths-exposed

あのSHUREさんもこう言っているわけですから、純粋に静かな環境を手に入れたい方は耳栓が良さそうですね。

(逆位相の生成プロセス時間を考慮すると、アクティブキャンセリングが実時間で消音できる周波数帯域は低周波数帯域に限られることが想像できる。)

閑話休題

というかこのブログがめちゃめちゃ面白いんです。

普通だったら、公式ブログというものは、代理店がどこどこに決まりましたとか、新製品が出ましたとかの記事のみなのですが、SHUREの公式ブログは一味違います。例えば、マスタリング前の確認作業の記事があったり、オーディオのうわさ-うそ?ほんと?(part1,part2)と言ったオーディオ業界の闇と眉唾に迫る記事(笑)があったり、

正しいイヤホンの選択:知っておきたいポイント“と言った記事があったりします。(2019.12.18 このページだけ削除されているようです。)

SHUREの記事のいいところは、その記事一つ一つが、一音響機器メーカーとして培ってきたノウハウを裏づけとしているところです。(記事をエンジニアが執筆)

どの記事もSHUREの製品だけに限った話ではないのがいいですね。

よくわかる!音響音の現場カテゴリなどほかにも面白い記事がたくさんあるので是非チェックしてみてください。

関係ない話。

実の所、sumireはSHURE製品を一度も購入したことがないんですよね。SHURE製のイヤホンSEシリーズやマイクロフォン知識は多少あるのですが。。

追記2020.02.01 買っちゃいましたよ、何がとは言いませんがとびきり高いSHURE製品を…

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