sumireです。
一時の気の迷いから、PC接続型デジタルオシロスコープ、INSTRUSTAR社製のISDS220Bを購入しました。
が、家に届くまでなかなか心配な感じとなりましたので、ことの経緯を記事にします。
PC接続型のオシロスコープの購入を検討するの巻。
学生時代は、実験でありがたみも感じずに普通に使っていたオシロスコープですが、いざ、自分で購入するとなるとなかなかの出費。(スクーターが何台も買えちゃうよ,今使っているMacBookAirを買い替えちゃえるよ。)
超安価なオシロスコープ、DSO138やDSO168の購入も検討しましたが、やっぱり測定可能な帯域幅ぐらいは余裕が欲しいなと思い(欲が出た)、予算を5000円から2万5000円程度に変更しました。(何に使うかも考えていないのに、、)
5万円程度だせば、RIGOLのオシロスコープが購入できますが、ただでさえ狭い机がオシロスコープに占拠されることを考えると、、、また、当然、今回の予算のこともあって購入を断念。
机を占拠しない、収納時に嵩張らないといったことを考えると、購入の候補にPC接続型のオシロスコープ(又の呼び名をヴァーチャルオシロ)が上がりました。
今回購入したINSTRUSTAR社の他に、SainSmart社、Hantek社、Owon社のPCオシロスコープを購入の候補にあげました。これらのPCオシロはどれもWindows上で操作します。Hantek社とOwon社は中華PCオシロスコープ界ではそこそこ有名な会社だそうで、ネットには先人たちのレビューが転がっています。
これらのメーカーの中でぱっと見、胡散臭そうなメーカーだと思ったのがINSTRUSTAR社で、pico Technology社(オリジンだよ)⇨Hantek,Owon⇨ INSTRUSTARと脈々と受け継がれてきたデザイン踏襲の最先端にいる点や、アマゾンのブランド名の多くがINSTRUSTAR社ではなくNonーbrandと記載されている点が怪しさ満点です。
しかしながら、INSTRUSTAR社の販売しているPCオシロが安価な値段でそこそこの公称スペックがあり、又、あの秋月通商で取り扱いがあるといったことから、INSTRUSTAR社のPCオシロ、ISDS220Bを購入することとしました。
猪突猛進。購入直後の憂・い・ご・と。
ISDS220Bは、秋月通商では税込2万2600円で販売されています。ここで買うのが何よりも安心なわけですが、私はネットの海をサーフィンし、Amazonにて、1万4660円で販売されているのを見つけました。在庫は残り3台。即買いです。ですが、購入前に不安な点が数点ありました。
一つ目、ショップレビューが4件。レビューのうち3件はレビュー日が近い。1件のレビューは、「ちゃんと届くか不安でしたが、ちゃんと届きました。」的な内容。
二つ目、ショップ名が”Favorite Machine shop-JP5”と程よく適当な名前。最後の5が意味深?考えて付けたのか、作業的に付けたのかどちらにも取れる名前だった。
三つ目、何より価格がだいぶ安いということ。どこのショップをみてもここまで安いところはない。Amazonでも1万8000円程度する。
何はともあれ、このPCオシロは、Nintendo SwitchやSonyのPS4みたいに、メジャーで、誰もが欲しがる類の商品ではないので、詐欺商品ではないと踏んでこのショップで購入しました。(多少の覚悟はありました。)
決済した一日後、注文確認メールが届きました。そこで、購入ページを確認してみると、、、
『商品ページ:現在この商品は取り扱いしておりません。』
杞憂から、一転。sumire、新しい企業を知り、商品ページの謎も解ける。
なんだと、、ちょっとばかり心配になります。中国からの発送で一応、追跡番号も発行されているのですが、
いやあれか、日本に着いたかと思えば、全く別のところに配達されるパターンか、そうなのかと。
まぁ、不安がっていてもしょうがないので、いたって冷静に、販売業者をgoogleで調べてみます。
”changzhou leqi dianzikeji youxiangongsi”
すると、”Cleeqe“を商標に持つ、”Changzhou leqi Electronic Technology Co., Ltd.“という中国企業がヒットしました。会社概要には測定器のアクセサリー、、プローブや計器用コネクタなどの供給をしていると書いてあります。
と、私が驚いたのは、Homeにあるこの部分。
結構びっくり中国企業の繋がり。
話を戻します。
ここからは私の推測なんですが、
どうも、”Changzhou leqi Electronic Technology Co., Ltd.“のアマゾンの公式ショップが”Favorite Machine shop-JP5”なのだと思われます。
以前はこのショップを使ってアマゾンで自社製品の取り扱いをしていたようなのですが、ショップを閉鎖し、現在は、Aliexpressなどの中国国内の通販サイトで販売しているようです。
本来なら、取り扱い商品のページがアマゾンから削除されるべきなのですが、なんらかの理由で商品ページが残っており、そこに私が飛びついた、、
向こうは、商品はあるので発送してくれたが、元々、閉鎖していたショップだったので、発送後、商品の取り扱いをやめた、、といった感じでしょうか。
(ちなみにAliexpressではISDN220Bは1万円程度でした。日本なら送料無料です。その場合船便のようです。しかし、+1600円程度でEMSに変更できるのでやっぱり安いですね。ISDN205Aに至ってはなんとなんと5000円程度。安い。)
ISDN220Bが無事届きました。
中国から11日で届きました。
今後の展開
届きました、満足。。っていうだけじゃなくもちろん動作テストも兼ねて動かしてみようと思っています。しかしながら、このPCオシロのソフトウェアの動作環境はWindows、、今家にはMacBook Airしかありません。以前、Bootcampで使っていたWindows10のプロダクトキーも紛失してしまいにっちもさっちも行かない状態なのですが、、なんとか動かせたらまた、その記事も書いてみようと思っています。
もし、今後関連記事が書かれていなかったら、、、そういうことですのでお察しください。
では、また。